転職・就職活動で本当は気にしたい【社風】とは?

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10年、20年も昔から世の中の求職者が気にしていたであろう
【社風】とはなんだろうか。
今でもそれを気にする求職者は少なくないと思います。

ヘルシは、転職活動からその【社風】とはなんぞやと考えてみました。

そもそも、社風の定義とは?

【社風】とは、従業員が感じる会社の雰囲気や特徴のことを表します。
主に企業内・組織内の人間関係を基本とした労働環境のことで、空気感、感覚的な要素も大きいのが特徴です。

つまり、形がないですし、ギャップが生まれやすい部分なのかもしれません。

人間に例えると「人柄」に当てはまります。勤勉である、人見知りをしないといった「性格」と仕事よりもプライベートを重視したいなどの「価値観」などから成り立つ、その人の雰囲気のようなものです。

社風は、組織の性格である「組織風土」と組織の価値観である「企業文化」から影響を受けています。

組織風土や企業文化の定義と社風との違いは?

組織風土や企業文化なども抽象的な概念でありながら類似した意味を持つ言葉です。定義が曖昧なまま使われることもあるため、混同して認識されやすい概念ですが、正確には違う概念です。

「組織風土」は、従業員間で共通の認識とされる規則や価値観などのことです。人間に例えると「性格や気質、癖」などになります。外部からの影響を受けにくく、自然発生するものです。従業員の行動や感情、モチベーションに大きな影響を与えています。

この自然発生するもの。この言葉が妙に深い言葉であると感じると共に、すごく主体的な中に生まれてくるものであると考えています。

組織風土に影響を与えるものとして、以下のものが挙げられます。

  • ・経営理念
  • ・就業規則
  • ・人事制度
  • ・社内のローカルルール
  • ・判断基準

「企業文化」は、従業員間で共有されている信念や前提条件、ルールなどのことです。外部からの影響を受けながら徐々に変化していくものです。従業員の仕事の仕方などに大きな影響を与えています。

企業文化の例としては、以下のものが挙げられます。

  • ・個人主義なのか、それともチームワークを重視するのか
  • ・成長志向なのか、それとも安定志向なのか
  • ・年功序列なのか、成果主義なのか
  • ・トップダウンなのか、ボトムアップなのか
  • ・褒めて育てるのか、厳しく叱るのか などというのが企業文化です。

出典URL:mitsukari~人事担当者のための公式ブログ~

これらは、求人票と有価証券報告書、あと企業動画を観てください。
詳しく詳しく見てみると、企業色や社風が出てくるはずです。

何を調べ【社風】を自分自身の中にインプットするのか?

まずお伝えしたいのが、就活でも転職活動でも、序盤の面接や連絡で【社風】を口頭確認するのは絶対にやめてください。社風で会社を決めるのかと思われるからです。

もし、【社風】を軽々言ってくるような会社があるようであれば、社員の入社退社が繰り返されている可能性があり、疑う必要があります。

こちらでもお伝えした転職活動の中で、とにかくあらゆる方法で調べました。調べつくしました。

ただどうしてもわからない【社風】の部分があったら、選考の序盤では絶対に聞かないことであり、あくまでも社風より【入社後何が出来るか】【何を実現したいか】を言語化することです。

ここに尽きます。

そうすると、入社前に社風は聞けますし、理解が出来るようになります。

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